
2026年4月にリニューアルしたハニーの氷みつ『南のパラダイス』と、新発売の『ナチュレ』。どちらも天然着色料を使用し、甘味料・はちみつ・保存料不使用が特徴です。
「無添加ですか?」と質問をいただくことも多いため、かき氷シロップを例に「添加物」と表示の考え方を解説します。

食品添加物は、食品の品質を保ったり、作りやすくしたり、おいしさや状態を安定させたりするために使われるものです。
ハニーでもかき氷のシロップをはじめ、さまざまな食品で活用されています。たとえば、
など、目的によって使い分けられています。
日本で使用できる食品添加物は、安全性評価や使用基準を経て管理されています。
食品添加物には、化学的合成品だけでなく天然由来のものも含まれ、表示上も原則として区別されていません。
果汁や砂糖、はちみつのように食品そのものとして使われるものは原材料です。
役割や目的に応じて使われる食品添加物ですが、一方で、商品を選ぶ際に「無添加」という表示を参考にする消費者もいます。

一般的に「無添加」は、特定の食品添加物を使用していないことを示す言葉として使われています。
そのため、「無添加」とだけ表示した場合、何を使っていないのかが伝わりにくく、実際の商品以上に優れているように受け取られる可能性も課題となっていました。
こうした背景から消費者庁は、食品添加物の「無添加」表示を一律に禁止するのではなく、消費者にとってわかりやすい表示にするため『食品添加物の不使用表示に関するガイドライン』を策定しました。何を使っていないのか、何が使われているのかを伝えることが大切とされています。
ハニーの氷みつシリーズでも、この考え方を踏まえ、商品の特徴が伝わる表示を行っています。ここからは、提供シーンや利用目的に合わせた商品の違いを例にご紹介します。

定番のAタイプは、創業以来長年親しまれてきたシリーズで、現在もイベントをはじめ多くの提供シーンで選ばれ続けています。はちみつ独特のコクと甘みが味わいに深みを生み、鮮やかな色合いとともに、かき氷ならではのわくわく感を演出する存在です。
その一方で、提供シーンや求められる価値の広がりを受け、“小さなお子さま向けにも使いやすい、かき氷シロップを届けたい”という想いから、新たな選択肢として、シリーズで初めて「はちみつなし」の仕様を採用した『南のパラダイス』、そして『ナチュレ』が誕生しました。
ここで知っておきたいのが、着色料も食品添加物のひとつということです。

『Aタイプ』は合成着色料、『南のパラダイス』と『ナチュレ』は天然着色料を使用しており、どちらも食品添加物に分類されます。
ハニーの氷みつでは商品の特徴が伝わるよう、「無添加」という表示ではなく、使用しているもの・使用していないものを具体的に表示しています。

『Aタイプ』は甘味料・保存料を使用しているのに対し、『南のパラダイス』と『ナチュレ』は、甘味料・保存料不使用です。ここでいう甘味料不使用は、食品添加物としての甘味料を使用していないことを指します。

そのうえで、南のパラダイスは果汁入りならではの味わいを楽しめる“体験価値”。

ナチュレは南のパラダイスより安価で、全種類アレルゲン29品目フリーによる、提供シーンへの取り入れやすさといった“運用価値”に特徴があります。
添加物は、食品の品質や状態を安定させるために使われる仕組みのひとつです。だからこそ、どんな価値を届けるために設計されているかに目を向けると、商品の違いが見えてきます。
ハニーの氷みつは、業務用として提供シーンに合わせた商品設計を大切にしています。味・色・状態の安定性も、その価値を支える要素のひとつです。
添加物の有無という特徴も商品の個性のひとつ。どんな目的やシーンで使われる商品なのかまで知ると、それぞれの魅力や違いが見えてきます。